広原蓄電所

宮崎市 1/3の世帯に電気を届ける

広原蓄電所はEku Energyが日本で初めて取組むプロジェクトです。東京ガスと20年のオフテイク契約を締結しました。2027年初めに運転開始予定です。

プロジェクト概要

2024年下半期に建設開始、2027年初めに運転開始予定です。 蓄電所は約63,000世帯の4時間の使用量に相当する電力を蓄電可能になります1。 オフテイク契約に基づき、東京ガスが20年間にわたる当該蓄電所の充放電等に関する100%の運用権を所有し、Eku Energyが当該蓄電所を保有、性能維持管理をいたします。株式会社三菱UFJ銀行からのプロジェクトファイナンスが組成されており、同社が日本国内で蓄電所のプロジェクトファイナンスを組成するのは、本事業が初めてです。

世界的なカーボンニュートラルの実現に向けた動きが加速する中、日本においてもグリーントランスフォーメーション(GX)を推進する基本方針が決定され、経済成長をともなう二酸化炭素排出量削減へのロードマップとなっています。再生可能エネルギー発電の増加はこのロードマップの重要な一部であり、蓄電所は電力需給バランスを調整する上で重要な役割を担います。

1 世帯が1日に消費する電力は 11.4kWh として算定。 (2013年環境省:家庭における電力消費実測調査報告書)。.2024年4月宮崎市推計人口 (出典:宮崎市)

2024年9月に執り行われた地鎮祭の様子をご覧ください

要点

日本
宮崎県、宮崎市
容量 -
30 MW / 120 MWh
プロジェクトステージ -
建設中
Since

Acknowledgement
of Country

プロジェクト各ステージ

プロジェクトステージ
1. プロジェクト開発-初期

既存の送電インフラへの近接性、環境影響評価、土地利用の状況、地域社会との良好な関係を維持できるか等の基準に基づき候補地選定、設備基本設計を行います。このプロセスにおいて地域社会や関係者さまとの信頼関係を築きながら、プロジェクトが建設される地域の皆様からのフィードバックを頂き、プロジェクトの計画や設計に反映をしてきます。

Current Status
2. プロジェクト開発-後期

各種調査、分析の結果をもとにプロジェクトの実施について承認手続きを行います。完了をもって開発後期ステージが開始し、調査や承認結果が詳細設計に反映されます。並行して資金調達、建設工事施工業者様や機器調達を頂く企業様などとのプロジェクト実施に関する契約交渉を実施し、その交渉結果を以て資金調達を行います。資金調達に係るすべての合意(フィナンシャルクローズ)がされ、プロジェクト建設にかかわる契約締結が完了すると、いよいよ建設段階に入ります。

プロジェクトステージ
3. 建設フェーズ

選定した用地にて設備の構築に必要な土木工事や電気工事、蓄電池や電力機器の搬入・設置、電力系統への連系試験、法令に基づいた設備の保安検査などが行われます。

プロジェクトステージ
4. 運転

電力系統に接続された蓄電所は商用運転を開始し、地域の電力需要への電力供給や電力系統の周波数維持の役割のために必要なタイミングで電気を貯めたり、系統に電力を供給します。

Current Status
5. 運転終了

蓄電所がその役目を終え、運転終了を迎えると、設備は安全に解体、搬出され、撤去部材は当社の責任のもとリサイクル、廃棄されます。

Hirohara

FAQs

蓄電所の仕組みや、どのような役割を果たすのか、詳しくは こちら

プロジェクト関連写真

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